2016.11.30

ギックリ腰やケガをした時の対処法のコツ

急にギクッっと腰が痛くなったり、野球やバレーをしている学生さんでしたら突き指や足首をひねって捻挫したり、急なケガや痛みが出た時の対処方をお伝えします。
昔から「痛いところを温めたり、もんだりしたら良い」というのをよく聞いたりしますが、あまりおすすめしません。確かに、温めたりもんだりすれば、気持ちよくなりますが決して治りせん。治るどころか逆に、後になって痛みが増してきたり、治りが遅くなったりすることがあります。どうするのかというと、RICE(ライス)を行います。ライスと言っても「お米を張り付ける?」のではありません。次の4つを行って下さい。1安静(Rest)、2冷やす(Icing・冷却)、3押さえる(Compression・圧迫)4上にあげる(Elevation・挙上)を行って下さい。1安静:よくやりがちなのが「この動きをしたら痛みがでるかなあ」とか痛みを確かめる動作は傷口を広げていることになるので絶対にしないで下さい。2冷やす:保冷材やアイスノンでは冷えすぎてしまい、ひどい場合は凍傷になりますので止めて下さい。ビニール袋に氷を入れて、必ず水を入れてヒタヒタ状態にしてから患部に当てましょう。冷蔵庫からすぐに出した状態の氷は表面に白い粉状の霜が付着しており表面温度はマイナス18度前後になっていますのでこれも凍傷の原因になる可能性があります。ですので必ず水を入れましょう!冷やす時間もよく聞かれるのですが、基本は10分冷やして20分離すか20分冷やして40分離すかです。ですが、上記のような水入り氷でしたら、氷が解けてなくなるまで時間に関係なくずっと当ててもほぼ問題ありません。手指、足指は基本通りの時間で行いましょう。痛みがきつい場合は特にしっかり冷やしましょう。3押さえる:氷水ビニール袋を患部に当て、上から軽く押さえておくだけで十分です。4上にあげる:よくドラマの病室ベッドで足にギプスしている患者さんが紐でつり上げられているのを見たことがあるかもしれません。痛めた箇所を心臓より高くにあげるとズキンズキンとした痛みが楽になりますし、治りに影響する腫れも少なくなります。この4つのポイントを気をつけて行うことが重要です。当院ではRICEを行わないといけない状態なのか、逆に温めて動かさないといけない状態かを超音波エコー等を駆使しきちんと見極めて施術を行います。
急なギックリ腰やケガが起こった場合は、休日・時間外でもお電話をいただければ居りましたら対応させていただきますのでまずはご連絡下さい。(外出中の場合は留守番電話に連絡先を入れて頂ければ、折り返し連絡させていただきます。)

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ギックリ腰・坐骨神経痛・梨状筋-仙腸関節の専門院。原因を明らかにし、損傷箇所を特定してからの、的確な施術を行っています。
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