ギックリ腰・坐骨神経痛・梨状筋-仙腸関節の専門院
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2016.11.18

ドクターG

最近は医療に関するTV番組が増えてますね。

できるだけ見るようにしているのですが、その中でも少し専門的な番組でNHKの総合診療医ドクターGは勉強になります。

今回は「神の手を持つ男」といわれる心臓外科医の南淵昭宏医師（昭和大学横浜市北部病院）の指導でした。

「不安定狭心症」に対する、診療の進め方を御説明されてました。

基礎の解剖も、国家試験を受けるときに勉強して以来の内容です。心臓栄養血管（右冠動脈・左前下行枝・左回旋枝）や内胸動脈・大伏在静脈等は再確認しました。

冠動脈バイパス術などの手術においてはあらゆる可能性を念頭にプランAからFぐらいまで準備しているとのこと。

脳梗塞を引き起こすリスクがあると人工心肺装置を使わずに心臓を動かしたまま行うオフポンプという術式を選択するとのこと。

バイパスに使う血管は、肋骨の裏側にある内胸動脈や足にある大伏在静脈などを使います。体の他の部位の血管を使って、冠動脈の狭窄した部分の先に接続すると、血流は狭窄や閉塞のある部位を通らず迂回して流れるようになります。