2017.07.26

腰痛を引き起こす主な背骨疾患①

腰骨を構成している骨や椎間板に障害が発生すると腰痛がおこります。

一つ一つ簡単に説明していきたいと思います。

 

「椎間板ヘルニア」

 

皆さま、一度は聞いたことがあると思います。

ヘルニアとは、”飛び出した”という意味で、腰の場合は腰の骨と骨の間にある椎間板という軟骨の一部が飛び出た状態です。

ギックリ腰等、何らかの原因で椎間板が傷んで一部がはみ出し、神経を圧迫することで激しい腰痛や足の痛み・しびれがおこります。

比較的若い年代に多く起こります。

適切な治療と期間を経れば、8割の方はヘルニアは元に戻りますのでご安心ください。

と同時に痛みやシビレは軽減されていきます。

当初の痛みやシビレは激烈な方が多く

「このまま歩けなくなるのではないか」

「ずっとこの痛みが続くのではないか」

「手術しないと治らないのではないか」等々思われます。

当院でも、そのような方が多く来院されますが、痛みやシビレが軽減されるにつれて

「あの痛みはなんだったのか」

「ホントに最初は痛かったけど、楽になって良かった」等々のお声を頂く方がほとんどです。

 

 

「脊柱管狭窄症・せきちゅうかんきょうさくしょう」

 

 

骨・軟骨・靭帯など腰全体の老化により、神経の通る空間(脊柱管・せきちゅうかん)が狭くなり、足に痛みやしびれが起こるほか、歩行困難となる症状が特徴的です。

この疾患は、年配の方に多くみられます。

ある程度の年代になると、顔にシワがいくように骨にもシワや変形が起こってきます。

この変化は誰にも多かれ少なかれ起こります。

ただし、変形した骨がトゲ(骨棘・こつきょく)のようになり、このトゲが神経の通る空間を狭くするのが問題になってきます。

先ほどのヘルニアは軟骨ですので、適切な治療と期間を経れば元の状態にへっこみ、回復するのですが、この脊柱管狭窄症は変形や経年変化によるものが主な原因のことが多いですので、完全にスッキリ治るのは少し難しいかもしれません。

かといって、ずっと症状が続くわけではありません。

当院でもたくさんの方が同様の症状で通院されていますが、治療や日常生活指導を徹底すると、かなりの割り合いで軽減されます。

 

お一人で悩まずに、まずはお気軽にご相談下さい。

加古川 たなか鍼灸接骨院

 

 

 

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ギックリ腰・坐骨神経痛・梨状筋-仙腸関節の専門院。原因を明らかにし、損傷箇所を特定してからの、的確な施術を行っています。
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